「NFTゲームはどうやって始めるの?」
「NFTゲームの稼ぎ方が知りたい」
フタゴンblogでは、NFTゲームに夢中で実際にプレイしている自分が
- 初心者目線で
- できる限り分かりやすく
- 丁寧にNFTゲームの始め方を解説します
同時にNFTゲーム初心者が感じる疑問
こんな疑問を全て解決していきます。
NFTゲームはまだまだ黎明期なので、今のうちに参入して将来のビッグウェーブに備えましょう。
【STEP0】NFTゲームで稼ぐってどういうこと?
Youtubeで配信もせずにゲームしたらお金が稼げるって意味わからん!
という方のためにNFTゲームでお金が稼げる仕組みを解説します。
そもそもNFTゲームは稼げるの?⇨稼げるが投資額による
そもそもNFTゲームを今から始めて稼げるのか?結論としては「稼げます」。
ただ、投資額が多いほど稼げる額も多くなっていき、無料で始めるとほとんど稼ぐことはできません。
基本的にNFTゲームはゲーム内で使うキャラクターやカードのNFTを購入してプレイします。
無料でプレイできるNFTゲームもありますが、ほとんどのゲームコンテンツ自体がNFTありきで設計されているので、無料だと稼ぐこともできないしコンテンツを遊ぶことすらできないのがほとんどです。
なぜ無料で楽しめないのかというと、既存のガチャを収入源とするソーシャルゲームや、ソフトの売上を収入とするコンシューマーゲームとはビジネスモデルが違うからです。
NFTゲームで稼ぐ方法は?
NFTゲームでお金を稼ぐ方法は大きく2つ。
- NFTの売買
- 仮想通貨の売買
Youtubeやブログのような広告収入ではありません。
安く買って(もしくは無料で手に入れて)高く売る。これだけです。
NFTを手にれる方法
- ゲームリリース前のプレセールで安い値段で購入(一次流通)
- 公式の一般販売で購入(一次流通)
- マーケットで流通しているNFTを購入(二次流通)
- SNS上のgiveawayイベントの当選で入手(プレゼント企画)
- ゲーム内のプレイ報酬
仮想通貨を手に入れる方法
- 仮想通貨取引所で購入
- SNS上のgiveawayイベントの当選で入手(プレゼント企画)
- ステーキングによる報酬(定期預金の利息のようなもの)
- ゲーム内のプレイ報酬
ゲームによって具体的な稼ぎ方は違う
NFTと仮想通貨を売買して稼ぐというのはどのゲームでも同じですが、じゃあ具体的にどうやってプレイしていけば効率良くたくさん稼げるのかはゲームによって違います。
- 稼げる額
- 最低投資額
- 必要プレイ時間
- 放置、実際にプレイ
- ソロ、マルチなど
初心者でも簡単に稼げるゲームもあれば、ある程度ゲームシステムを理解して考えながらプレイしないと稼げないものもあります。
「ゲームをプレイするだけで簡単に稼げるのか!」という考えだけで稼ぐのは難しいです。
なぜならNFTゲームには投資目的で参入している頭のいいプレイヤーがたくさんいますし、実際にお金も関わっているのでプレイヤーの熱量は既存のゲーム以上だからです。
情報を集め、プレイスキルを磨き、ゲームを本気で攻略する姿勢は必要になります。
NFTゲームで得られるものはお金だけではない
ニュースなどではNFTゲームで何百万円稼いだといったお金のことがよく流れていますが、実はNFTゲームを始めるとお金以外にも色々手に入ります。
代表的なものとしては
- 「ゲームが好き」で繋がった価値観の近い人
- クリプトリテラシーの向上
- ITリテラシーの向上
- 情報収集能力
NFTゲームは遊んで楽しみながらお金も稼いでスキルアップもできてしまうので一石三鳥です。
NFTゲームを遊んで身についたスキルというのはこれからのweb3時代をより豊かに生きるための大きな財産となります。
NFTゲームを始めるために必要なものは何?
NFTゲームを始めるためには
- 仮想通貨取引所の口座
- ウォレット
- 初期投資費用
が必要です。
仮想通貨取引所は国内取引所と海外取引所の両方を開設しておきましょう。
ゲームで取り扱っている仮想通貨が国内取引所だけで売買できるとは限らないので、海外取引所も一緒に開設しておくことであらゆる仮想通貨に対応できます。
ウォレットはNFTゲームのチェーンに対応したものを用意しましょう。
ほとんどのNFTゲームはイーサリアム上で動くので、初心者はMetaMaskを作っておけば問題ありません。
NFTゲームを始める手順
- 仮想通貨取引所で口座を作る
- ウォレットを作る
- NFTゲームとウォレットを接続して始める
仮想通貨取引所とウォレットを持っていなくても始められるゲームはありますが、「NFTゲームをプレイして稼ぐ」ためには必須なので先に準備しておきましょう。
NFTはゲームをプレイしてみた後で購入しても遅くない
初めてプレイするNFTゲームは
- システムが分からない
- どのNFTを買えばいいのか分からない
- どのくらい稼げるのか分からない
- ゲームとして楽しいか分からない
とりあえず分からないことだらけなので、いきなりNFTを購入するのはおすすめしません。
自分が好きで楽しいと思えないゲームを「NFTを買ってしまったから投資分は回収したい」という理由でプレイし続けるのは地獄です。
なので、NFTを購入する前に
- とりあえず無料で遊んでみる
- 最低投資額で遊んでみる
- スカラー制度を利用してみる
しっかり下調べをしてからNFTを購入しましょう。
NFTゲームで楽しみながら稼ぐためには、こういった投資的な考え方も必要です。
【STEP1】NFTゲームってなに?基礎知識を身につけよう
そもそもNFTゲームとは何なのか?
NFTゲームとは、ブロックチェーン技術を使って、仮想通貨とNFTがコンピューターゲームと統合したものです。
プレイすることで仮想通貨を手に入れて、それを日本円に変えることで稼ぐことができます。
世界的には「Axie Infinity」「STEPN」「The Sandbox」などが有名です。
NFTゲームの関連図

ざっくりこんな感じです。
NFTゲームはゲーム以外にも仮想通貨取引所、マーケット、ゲームギルドなどとのつながりもあるので、その関係性を把握することでより楽しく稼ぐことができます。
NFTって何?
NFTとは「Non Fungible Token」の略で日本語にすると「非代替性トークン」となります。
「非代替性」とは代わりになるものがないことを意味して、「トークン」とは何らかの価値を持つ代用貨幣や引換券などを指します。
このことからNFTとは
ネット上でやり取りされる唯一無二の価値を持ったデジタル資産
を意味します。
NFTとは別にFTというものがあります。
FTとは「Fungible Token」の略で日本語にすると「代替性トークン」となります。
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨が当てはまります。
Aさんの1ビットコインとBさんの1ビットコインを入れ替えたとしてもお互いの価値に差は生じません。
一方、NFTの場合はそれぞれが世界に1つだけの固有の価値を持つため、単純な入れ替えは不可能であり「1点もの」としての性質があります。
このNFTとFTの価値は「ブロックチェーン」と呼ばれる技術によって担保されています。
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンとは
過去に行われたすべての取引データがブロックごとにまとめられ、各ブロックが1本の鎖のように繋がった分散型のデータベース(台帳)のことです。
下記のような特徴があります。
- 管理者となる中央機関が存在しない
- 分散されたコンピューターにより運営され止まることがない
- 改ざんが極めて困難
ブロックチェーンと聞くとビットコインを思い浮かべる方も多いと思いますが、ブロックチェーンにはさまざまな種類があります。
- イーサリアムチェーン(Ethereum)
- ポリゴンチェーン(Polygon)
- ソラナチェーン(Solana)
- アヴァランチチェーン(Avalanche)
- バイナンススマートチェーン(BSC) など
チェーンにはそれぞれ特徴があり、
- ガス代(手数料)
- 利用できる仮想通貨
- トランザクション(取引)の処理スピード など
が変わってきます。
PS5とSwitchとではロードのスピードや画質が違ったり、同じソフトでも両方対応しているものとそうでないものがあったりするのと似ています。
ゲームによって対応しているチェーンは変わってくるので、プレイするゲームがどのチェーンを使っているのか把握しておきましょう。
エコシステムってなに?
エコシステムとは仮想通貨やNFTを基軸とした経済圏のことです。
NFTゲームは仮想通貨とNFTが発行され、それらがゲーム内外を通じてプレイヤー同士で流通されることで独自の経済が生まれています。
ゲーム内コンテンツのプレイやNFTキャラクターを強化するために仮想通貨を使ったり、NFTが売買されることで経済が回ります。
各NFTゲームのエコシステムはホワイトペーパーで確認できます。
NFTマーケットってなに?
NFTマーケットとはNFTを売買できるプラットフォームのことです。
簡単に説明すると、Amazonや楽天市場をNFT専用にしたようなものです。
どのマーケットで売買できるかはNFTゲームによって変わるので、プレイしているゲームのNFTが取引できるマーケットを選びましょう。
基本的にどのプロジェクトもゲームと一緒に専用のマーケットも運営していることが多いので、そのゲーム専用のマーケットを使うのが無難です。
代表的なNFTゲームのNFTを売買できるマーケットはこちら。
マーケットによって相場が違ったりするので、一つのマーケットだけではなく複数のマーケットで相場を確認するようにしましょう、
ゲームギルドってなに?
NFTゲームを学んで楽しく稼ぐためのコミュニティです。
NFTゲームについて学んだり、ギルドメンバー同士で交流しながらNFTゲーム情報を交換したりすることができます。
ゲームギルドに参加する一番のメリットは各ギルドが提供しているスカラーシップ制度を利用できることです。
スカラーシップ制度とはNFTゲームにおける、NFTの貸し借りシステムのことです。
NFTゲームである程度稼ぐためには、NFTを購入するためのまとまった資金が必要になります。
スカラーシップ制度によって、プレイヤーは初期投資のリスクを負う事なく、NFTゲームを始めることができます。
日本国内の代表的なギルドとして
があります。
Discordアカウントがあれば誰でも気軽に参加することができます。
【STEP2】仮想通貨取引所の口座を作ろう
NFTゲームがどんなものか分かってきたら実際にNFTゲームを始める準備をしましょう。
まずは仮想通貨取引所の口座を開設します。
仮想通貨取引所とは仮想通貨の販売と仲介を行っている業者です。
口座を解説することでNFTゲームで稼いだ仮想通貨を日本円に交換したり、日本円を仮想通貨と交換してNFTを購入することができるようになります。
取引所といってもいろいろなものがあります。
具体的には
日本取引所
- Coincheck
- bitFlyer
- GMOコイン
- bitbank
- FTX Japan
- BITPoint
- LINE BITMAX
海外取引所
- Binance
- Bybit
- MEXC Global
- Kucoin
- Gate.io
などなど
いや!種類多すぎ!
と思うかもしれませんが、初心者がNFTゲームを始めるなら日本取引所と海外取引所をそれぞれ1つずつ開設すれば問題ありません。
この2つは初心者でも使いやすく僕自身も使っています。
それぞれのメリットデメリットを開設していきます。
Coincheckのメリット・デメリット

メリット
- UIが分かりやすくスマホで操作しやすい
- Coincheck NFT (β版)が使える
仮想通貨とNFTを体験するための操作の壁が圧倒的に低いのがメリットですね。
デメリット
- 取引所でイーサリアムとリップルの取引ができない(販売所でのみ購入可)
イーサリアムとリップルは使う頻度が高いので販売所で何度も購入すると割高になってしまいます。
はじめに少額で体験してみる分には問題ありませんが、長期的に取引を続けるとなると取引所形式で購入できる仮想通貨取引所を使った方がお得です。
Bybitのメリット・デメリット

メリット
- 日本語対応
- 取引銘柄が130種類以上
海外取引所でありながも日本語に対応しているのでCoincheckと同じように違和感なく操作が可能です。
さまざまNFTゲームで発行されているマイナーな仮想通貨にも対応しているところが役に立ちます。
デメリット
- 円建てでトレードができない
日本取引所のCoincheckと同じように日本円を入金して仮想通貨を購入するということができません。
なので基本的には日本取引所で購入した仮想通貨(リップルなど)を送金して取引することになります。
何歳から口座を作れるの?
CoincheckとBybitは18歳以上であれば口座開設が可能です。
参考:
【STEP3】ウォレットを作ろう
ウォレットとは仮想通貨やNFTを保管する財布のことです
ウォレットを使うことで仮想通貨やNFTを確認したり移動させることができます。
ウォレットはネットワークに繋がっているかどうかで
- ホットウォレット
- コールドウォレット
2種類に分けることができます。
ホットウォレットの特徴
- オンラインで管理
- 送金や残高の確認が簡単にできる
- ネットに繋がっているのでハッキングのリスクあり
スマホのアプリで使えたり、ブラウザの拡張機能でも使えるようになっています。
コールドウォレットの特徴
- オフラインで管理
- 即時の送金が難しい
- ウォレット媒体の管理が必要
ネットにつながっていないのでハッキングのリスクが低いですが、日常使いには少し不便です。
基本的にはあまり動かすことのない仮想通貨やNFTを完全保管用で使うことが多いです。
初心者はMetaMaskを作ろう
MetaMaskの特徴
- イーサリアム、ERCトークンなどの管理が可能
- 対応ブラウザ:Google Chrome、Firefox、Brave、Microsoft Edge
- アプリ:Android、iPhone
- 秘密鍵は自分で管理
- 無料
多くのNFTゲームはイーサリアムを基盤として作られているのでMetaMasがあれば基本的に遊ぶことができます。
日本でもよく使われているのでネットで使い方を調べやすいところが初心者にも優しいですね。
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【STEP4】早速NFTゲームを始めよう
有名なNFTゲームは海外製のものが多いのですが、初心者が始めるにはハードルが高すぎます。
英語だけのゲームをプレイするだけでも大変なのに、そこにNFTや仮想通貨といった新しいテクノロジーのことも合わさってくると考えるだけで嫌になってしまいます。
なので初心者は
- 日本語対応
- スマホ対応
- 無料で始められる
- 日本のコミュニティがある
この条件を満たすNFTゲームから始めて仮想通貨やNFTに慣れていきましょう。
自分が実際にプレイしている、これらの条件を満たしたNFTゲームを紹介していきます。
初心者におすすめのNFTゲーム
おすすめ①:Crypto Spells

おすすめポイント
- 2018年6月にリリースされたNFTゲームの先駆け
- マイペースでプレイできる
- システムがシンプルで分かりやすい
仮想通貨が稼げる機会は初心者だとほとんどありませんが、マーケットでNFTを売買する体験を気軽にできるのがポイント。
⽇本初のブロックチェーン技術を用いた分散型ソーシャルメディアプラットフォームであるALISで記事を書いたりして交流するのも楽しいです。
おすすめ②:元素騎士ONLINE

おすすめポイント
- 既存のゲームを移植したNFTゲーム
- リリース前のβ版でありながらコミュニティの交流が活発
- 無料で始められる
パーティを組んで遊ぶ要素が強いので協力的なプレイヤーが多い印象。
DiscordのVCを使った交流も活発で、コミュニティメンバー同士の距離感も近く気軽に情報交換できるのがポイント。
2022年11月リリース予定。現在はオープンβ。
おすすめ③:JobTribes

おすすめポイント
- 仮想通貨を稼いで日本円に変える体験がしやすい
- 日本のアニメや漫画のコラボがたくさんある
- 既存のソシャゲ感覚で遊べる
「仮想通貨を稼ぐ」と「NFTを売買する」を初心者でも体験しやすいのがポイント。
ゲーム性もシンプルなのでゲームが苦手な方でも始めやすいです。
【STEP5】NFTゲームを楽しむための必須アプリを紹介
NFTゲームを楽しむための必須アプリを紹介していきます。

Twitter上で交流しなくても情報収集するだけでも便利なアプリです。
NFTゲームは特に情報の流れが早いので最新情報は欠かさずインプットしていきましょう。
慣れてきたらリプを送ったりして交流するともっと楽しめますよ。
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Discord

コミュニティ運営に適したチャットツールです。
ゲーマーなら使ったことがあると思いますが、あまり使ったことがないというのがほとんどではないでしょうか。
サーバー内では公式からのgiveaweiイベントやユーザー同士での交流も行われています。
コアなユーザーが参加しているのでTwitterよりも情報のスピードが早く、情報の質も高いのが特徴です。
初心者向けのチャットルームは必ずあるので、気軽に他プレイヤーに分からないことを聞けるのがいいですね。
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CoinMarketCap

仮想通貨の時価総額を確認することができるアプリです。
確認できる仮想通貨の種類は18,000種類以上あるので、気になる仮想通貨はほとんど確認することができます。
時価総額によって自分が保有している仮想通貨の価値が変わってくるので、毎日確認することが大切です。
リリース前のNFTゲームであれば、時価総額の変動からゲームへの期待値を測ることもできます。
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DeepL

高精度・高品質な翻訳アプリです。
NFTゲームをプレイするだけなら無料版で十分です。
写真に写っている言語を読み取って翻訳することもできるので、文章をコピペできない時はスクショを撮って翻訳できるのが便利です。
海外製のNFTゲームをプレイする時もゲーム画面をスクショしてDeepLにつっこむだけで簡単に遊ぶことができます。
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【STEP6】リリース前のNFTゲーム情報を追ってみよう
リリースされているNFTゲームをプレイするのも楽しいですが、リリース前から情報を追っていくのもNFTゲームの醍醐味です。
NFTゲームはリリースまで基本的に以下の順番で進みます。
- NFTゲームのタイトル発表
- ホワイトペーパー公開
- ゲーム内NFTのプレセール(先行販売)開催
- マーケットでプレイヤー同士のNFT売買が始まる
- β版テスト(クローズドβ、オープンβ)
- 正式リリース
- ホワイトペーパーに沿ってゲームが更新
リリース前から情報を追うメリット・デメリット
メリット
- 無料でNFTや仮想通貨を手に入れるチャンスがある
- プレセール価格で強力なNFTを購入できる
- NFTゲームの将来性を把握しやすい
Twitter、Discordで開催されるgiveaweiイベントや、β版の参加特典として限定NFTが手に入ることもあります。
無料で手に入るので、マーケットで売るだけで稼ぐことができます。
プレセールで販売されるNFTは強力かつ販売数も少ないので、マーケットでは販売価格よりも高値で売買されがちです。
情報を追っていく過程で、「どれだけの期待があるのか」「どのくらい稼げそうか」「実際にゲームとして楽しいのか」といったことも分かるので投資家視点での判断材料にもなります。
デメリット
- プレセールされたNFTの価値を判断しにくい
- プレセール後に価値が下がることもある
- 情報を追うのが大変
ゲームがリリースされていないのでどのくらい人気が出るのかは誰にも分かりません。
リリースしたものの人気が出ずプレイヤーが減っていけばNFTの価値は下がります。
逆に人気が出てプレイ人口が増えていけば、プレセールで購入したNFTの価値は上がっていくでしょう。
NFTゲームはたくさん開発されているので全ての情報を追うのは困難です。
なので自分が本当に興味があるNFTゲームだけに絞って情報収集することをおすすめします。
NFTゲーム業界でよく使われる言葉
NFTゲームの情報を集めていると日頃使わない言葉がたくさん出てきます。
TwitterやDiscordでよく出てくる言葉を紹介します。
giveawei(ギブアウェイ)
NFTや仮想通貨をプレゼントすることです。
「giveaweiイベント」「giveawei企画」と書いてあればプレゼントするイベントなんだという理解で大丈夫です。
giveaweiイベントを使った詐欺がたくさんあるので、参加する場合は安全なものか確認するようにしましょう。
Airdrop(エアドロップ)
giveaweiと同じ意味で、主にリリース直後の仮想通貨をプレゼントする時に使われています。
「NFTをAirdrop」「NFTをgiveawei」は同じ無料プレゼントという理解で問題ありません。
AMA(エーエムエー)
「Ask Me Anything」の略で、「何でもきいてください」という意味です。
NFTゲームの運営が開発状況や今後の展望、プレイヤーの質問に答えたりする場です。
Twitterのスペース機能を使って行われることが多く、誰でも無料で聞くことができます。
AMAを聞くことで、運営の情熱や意気込み、雰囲気を生で感じることができるので、運営とユーザーとの信頼関係が大切なNFT業界では重要な役割になっています。
MOD(モデレーター)
運営チームとユーザーの間で橋渡し的な役割をしている存在でDiscordでよく見かけるようになります。
運営とユーザー間でコミュニケーションを取るためのユーザー代表的な存在でもあります。
ユーザーの質問や意見を取りまとめて運営チームに伝えたり、運営側からのお知らせをユーザーに伝えたりしてくれます。
WL(ホワイトリスト)
NFTを優先で購入することができる権利のことです。
購入が確定しているWL、購入する権利のみのWL(購入は確約されていない)があるので確認が必要です。
プレセールに参加できるWLは貴重で、一般販売よりも安く強力なNFTを購入することができるので最小限の資金でガッツリ始めたいのならば必須になります。
rumble(ランブル)
Discord内でイベント抽選などを行われる時に使われるミニゲームbotです。
参加者はスタンプを押すだけで参加することが可能で、botによって完全ランダムに勝者が1人決まります。
WLをゲットできることもあり、誰でも無料で参加できるので積極的に参加してみましょう。
NFTゲームに将来性はあるの?
国内ゲーム市場規模が2兆円を突破

『ファミ通ゲーム白書2021』によると2020年の世界ゲームコンテンツ市場は、前年比31.6%増となる20兆6417億円、国内ゲーム市場規模は2兆円を突破したことを発表しています。(2021年7月時点)
参考:世界ゲーム市場は初の20兆円の大台突破 国内も2兆円突破、アプリが3分の2占める 『あつ森』が記録的ヒット 『ファミ通ゲーム白書2021』発刊
大手企業がブロックチェーンゲーム開発を開始

ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトOasysの初期バリデーターとしてスクウェア・エニックスが参加しました。
参考:スクウェア・エニックスがゲーム特化型ブロックチェーンOasysに参加。ブロックチェーンゲームの開発も模索
さらに、DMMが2023年夏頃にリリース予定というブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)の開発を開始したとも発表されました。
参考:CryptoGamesがDMM.comのブロックチェーンゲームの開発支援をOasys上で開始
このように、続々と大手企業がブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)の開発に参加しているので、これからより多くの企業が参加すると予想されます。
NFTゲームは既存のゲームと比べるとクオリティが低いと言われていますが、大手企業が開発することでクオリティが上がり、NFTゲームも一般層まで認知されるようになると思われるので、将来は明るいと言えるでしょう。
初心者でも気軽にNFTゲームを楽しもう!
2017年にCryptoKitties(クリプトキティーズ)が登場して以降、さまざまなNFTゲームがリリースされ始めました。
既存のコンシューマーゲームと比べるとクオリティが落ちるものが多く、ウォレットや仮想通貨取引所の口座が必要であったりと始めるまでのハードルが高いNFTゲームですが、既存のゲームにはない楽しさがあります。
- ゲームに登場するキャラクターやアイテムをユーザー同士で自由に取引できる
- プレイすることで稼げる
この体験はNFTゲームだからこそ体験できる価値です。
最近では既存のゲームと比べても遜色ないほどクオリティの高いゲームも開発されているので、NFTゲームが一般的にプレイされるのも時間の問題でしょう。
NFTゲームをプレイすると
- 価値観の近い人と出会える
- クリプトリテラシーとITリテラシーが上がる
- 投資の勉強にもなる
- うまくいけばお金も稼げる
既存のゲームだと課金すると消費で終わってしまいますが、NFTゲームなら飽きたらNFTを売って別のゲームのNFTを購入して始めればいいのです。
ゲームに課金するという点においても健全にプレイすることができます。
この記事がNFTゲームを始めるきっかけになればうれしいです。
一緒にNFTゲームを楽しみましょう!