- コーチングの定義について知りたい
- コーチングは具体的に何をするのか知りたい
- コーチングを受けたい、受けようとしている
- コーチングを学びたい、学ぼうとしている
こんにちは、スンシンです。
僕は現在、フリーターをしながらライフコーチワールド(LCW)でコーチングについて勉強しています。
2021年3月からはLCW代表の林忠之さんからコーチングを月2回受けています。
2021年9月5日にはコーチとして開業届を出して独立することを目標に日々奮闘しています。
この記事では、実際にコーチングを受けてコーチングスクールにも通っている僕が、コーチングについて調べたり勉強したことをまとめてみました。
https://seungshinblog.com/25-years-old-reflection-and-determination-of-life/
コーチングの定義
コーチングは世界的に合意された明確な定義はありません。
それぞれの団体で独自に定義されたものがあるので、それらを比較しながらコーチングの定義について見ていきます。
Wikipediaにはこのように定義されています。
一般的な英語のcoachingの意味であり、運動・勉強・技術などの指導をすること。
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
出典:Wikipedia
国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)のホームページにはこのように定義されています。
コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。
対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。
コーチ・エィ[著]『コーチングの基本』にはこのように定義されています。
コーチングとは、対話を重ねることを通して、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動する事を支援するプロセスである。
出典:コーチングの基本
僕が通っているLCWではこのように定義されています。
コーチングとは、人生を真剣に生きたいクライアントの成長を支援する、コーチとクライアントの総合力で織りなすパートナーシップである。
どれが正しいコーチングの定義ということではなく、これら全てがコーチングだという理解で問題ないと思います。
簡単にまとめるとこのようになります。
- クライアントの潜在能力を開放させる能力開発法
- 思考と行動を促すためのパートナーシップ
- 行動することを支援するプロセス
- 成長を支援するためのパートナーシップ
コーチングって具体的にどんなことをするの?
定義はなんとなく分かったけど、具体的にどんなことをするのかイメージできないと思うので説明していきます。
- コーチとクライアントで行う1体1の会話
- 時間:1セッション45分〜90分
- 回数:月1回〜3回行う
- 期間:1ヶ月〜12ヶ月
- 方法:オンライン通話(ZOOMなど)、オフライン面談(カフェなど)
一言でまとめると、コーチと会話をします。
この会話の中で、クライアントはコーチングの価値を実感します。
コーチングを受けるとどうなるの?
僕が実際にコーチングを受けて実感した効果をまとめていきます。
- ビジョンが明確になる
- 自己理解が深まる
- 自分を100%信じている人がいるという安心感
- くよくよ悩む時間が減る
- 行動力が増える
まだ2ヶ月(合計4回✖️45分)しかコーチングを受けていませんが、上記の効果を実感しています。
爆発的にこの効果を実感するというよりは、コーチング→日常で行動→振返り→コーチングこれを繰り返すことで少しずつ実感していくような感覚です。
山頂を目指して山を着実に登っている感じ、この道であっているという確信、必ず到達できるという根拠のない自信が自分の中で増していく感覚です。
コーチングを受ける費用は?
コーチング費用は、1セッションあたり5,000円〜30,000円と幅は広いです。
散髪に行くように、コーチングをたくさんの人が日常的に受けていれば高いか安いか比べやすいのですが、コーチングを初めて知った人からすると高いと感じる人が多いのではないでしょうか。
実際に僕が受けているコーチングは、月2回✖️45分で月額55,000円(税込)です。
1セッションあたり27,500円(税込)です。
フリーターの身としてはとても高い自己投資になっているのですが、これからコーチングを提供する身としては経験豊富なプロのコーチから受けた方が学ぶことが多いと思いコーチングを依頼しました。
これが高いと感じるかどうかは、自分の成長具合で判断できると思います。
高いと思うから、損をしたくないという気持ちが強くなって、コーチングの効果が上がるということもあるのかもしれませんね。
コーチはどうやって選べばいいの?
コーチングは受けてみたいけど、何を基準に選べばいいのか分からない。
そんなあなたに、僕なりのコーチの選び方をお伝えします。
- SNSやブログなどで積極的に情報発信をしているか?
- 体験セッションに申し込む
- 直感で選ぶ
SNSやブログなどで積極的に情報発信をしているか?
コーチは個人で活動している人が多いので、SNSやブログなどでどんな情報を発信しているのか確認しましょう。
オフィシャルホームページを持っている場合は、「お客様の声」などを参考にしてみるといいです。
発信内容やwebサイトの作り込み具合などを見ると、どんな想いでコーチングを提供しているのかが感じられるのでおすすめです。
体験セッションに申し込む
ほとんどのコーチが体験セッションを提供しているので、一度体験してみるのが早いです。
コーチングは単発で終わるものではなく、3ヶ月や半年におよぶ期間コーチと付き合っていくことになります。
決して安くない費用を払うのに、フィーリングが合わないコーチと長い期間付き合っていくのは相当なストレスとなります。
体験してみて感覚的に自分と合うかどうか確認していみるといいでしょう。
直感で選ぶ
最後はどうしても直感で選ぶことになります。
どんなに情報を集めて、体験セッションを1回受けたとしてもコーチングの効果を実感することは難しいと思います。
理屈ではなく、自分の感覚を信じてコーチを選びます。
僕も半分以上はこの直感で今のコーチを選びました。
コーチを選ぶ時の注意点
コーチングは無形のサービスであり、国家資格などもないので誰でもコーチとして名乗ることができます。
そこで最低限コーチを選ぶ時の注意点をまとめました。
- 資格はあまり気にしない
- コーチングビジネスを教えている場合もある
- セッション実績を見る
資格はあまり気にしない
コーチングに国家資格はありません。全て民間資格になっています。
日本にはいろんなコーチング資格がありますし、それぞれの団体で定めた基準で資格を発行しているので、資格があるからといって信頼できるというわけではありません。
「どんな人に特化しているのか」「どんな目的なのか」「どんなアプローチなのか」
それぞれの団体でコーチングの捉え方が違うので、これらを確認するために資格を確認すればいいと思います。
コーチングビジネスを教えている場合もある
コーチと言いながら、コーチングビジネスを教えている場合もあります。
あなたの目的がコーチングビジネスをすることであれば問題ないのですが、コーチングを受けて成長したり目標を達成したいのであれば注意が必要です。
どんな目的でコーチングを受けたいのかを明確にしてコーチを探しましょう。
セッション実績を見る
SNSのプロフィールなどで、「コーチングでの売上初月100万達成」のように、売上を実績として書いているアカウントを見かけますが、売上とコーチの実力はあまり関係ありません。
3人にコーチングを提供して100万円と、100人にコーチングを提供して100万円なのかでは捉え方が変わってきます。
コーチングは決まったものを売るのではなく、クライアントそれぞれに合わせて提供されるものです。
なので、コーチを選ぶうえで大切なのは「何人にコーチングを提供してきたのか」「何時間セッションを行ってきたか」です。
売上金額にまどわされず、セッション実績を見ましょう。
コーチングの資格について
コーチングの資格について調べたことをまとめました。
- 国家資格はなく全て民間資格
- 企業と団体がそれぞれの審査基準で資格を発行している
- 事実上の標準は国際コーチング連盟(ICF)の資格
一般的にコーチングが怪しいと言われる原因はいろんな資格がありすぎるからでしょう。
コーチを初めて探している人からすると、このコーチが持っている資格がどのくらい権威性があるのかどうかもわかりません。
資格だけでコーチの良い悪いを判断することはできません。
コーチングスクールを調べてみた
コーチングの資格を発行しているスクールや団体を調べてみると思っていた以上にたくさん出てきました。
これらの他にもたくさんありましたが一部だけ紹介します。
【ICFジャパン国際コーチング連盟日本支部】
アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)
プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC)
マスター認定コーチ(MCC)
【JCF日本コーチング連盟】
(社)日本コーチ連盟認定コーチング・ファシリテータ
(社)日本コーチ連盟認定コーチ
(社)日本コーチ連盟認定プロフェッショナル・コーチ
【コーチ・エィ アカデミア】
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
【ライフコーチワールド】
ライフコーチワールド(LCW)認定ライフコーチ
【TCSトラストコーチングスクール】
TCS認定コーチ
TCS認定プロフェッショナルコーチ
TCS認定パートナーコーチ
【GCS銀座コーチングスクール】
GCS認定コーチ
【THE COACH Academy】
THE COACH Academy認定資格
コーチングを学びたいと思っている人はホームページを見るだけではどのスクールが自分に合っているのかは分からないと思います。
コーチングスクールの選び方を調べたので、自分の経験と合わせてまとめてみました。
コーチングスクールの選び方
- スクール卒業生のコーチングを受ける
- コーチングを学ぶ目的を明確にする
- ICFが認定しているプログラムなのかを確認する
スクール卒業生のコーチングを受ける
じっくり時間をかけられるのであれば、気になっているスクールの卒業生からコーチングを受けるという方法がいいと思います。
どんな風にコーチングをするのかを実体験から知ることができますし、そのコーチに直接感想を聞くこともできます。
その卒業生が全てではないので話を鵜呑みにすることはよくありませんが、参考にするための情報量は増えると思います。
コーチングを学ぶ目的を明確にする。
コーチングはいろんな種類があるので、あとで後悔しないためにも自分がどんなコーチングを学びたいのか、自分がコーチングを学ぶ目的は何なのかを明確にすることは大切です。
ビジネスコーチング、エグゼクティブコーチング、キャリアコーチング、メンタルコーチングなど様々な種類があります。
スクールを卒業して資格を取得することはあくまで手段です。
なんのためにコーチングを学んで、学んだ後どうしたいのかをイメージできれば自分に合ったスクールを選ぶことができると思います。
ICFが認定しているプログラムなのかを確認する
スクールのプログラムにはICF国際コーチング連盟が認定しているものとそうでないものがありあります。
ICFの資格認定のために必要なプログラムを提供する団体のリストはこちら
ICF国際コーチング連盟の資格を受験するためには条件があります。
- 60時間以上のコーチ専門プログラムの受講
- 100時間以上のコーチング実践の実績
- 10時間以上のメンター・コーチングを受けること
※上記の条件はACCを受験するための条件になります。
「①60時間以上のコーチ専門プログラムの受講」を満たすためには、ICFが認定しているプログラムを受講する必要があります。
そのため、スクールには通ったけど認定プログラムではないからICFの資格の受験ができないということになりかねません。
事前に自分がICFの資格まで取るのかどうかを決めておく必要があります。
ICFの資格のメリットとしては、「100時間以上のコーチング実践の実績」などの受験条件があるので、『ある程度の実践経験があるコーチ』ということを証明することができるということがあげられます。
ICFの資格は3段階(ACC、PCC、MCC)あります。
まとめ:コーチングは可能性に満ちている
コーチングについて調べていると、「胡散臭い」「あやしい」「宗教」「洗脳」のようなコーチングに近寄り難くなるような情報もたくさんありました。
しかし、実際にコーチングを体験してみるとまったくそんなことはなく、コーチングのすばらしい効果を実体験から感じています。
コーチングがもっと身近なものになれば、世界はもっと楽しく素晴らしいものになると確信しています。
このブログでは実際に僕がコーチングを受けた体験記やライフコーチワールドで学んだこと、自分の変化などを発信しています。
このブログを通して僕の体験が誰か1人にでも役立てて欲しいと願っています。
これからもコーチングを学んでコツコツ頑張っていきます。

