こんにちは、ライフコーチのスンシンです。
この記事では2021年8月にコーチング起業した僕がクライアントと全く出会えなかった失敗談から学んだことを書いています。
ネット上にはコーチング起業のコンサルタントが、こんな失敗例がありますということは書いてあるのですが、生の失敗談がなかったので自分の経験は誰かの役に立つのではと思い書きました。
コーチングでビジネスを始めて1年になりますがクライアントはたったの1人だけ。
それもそのはず、僕はビジネスを理解していなかったし自分の本質にも気づかずに他人の真似事ばかりしていたからです。
だからSNSの発信も中途半端になっていたし、継続もできていませんでした。
コーチングビジネスのノウハウ以前の話で、自分自身が自分の叶えたい生き方に本気で挑戦していなかったことが大きな失敗でした。
これからコーチング起業を考えている方の参考になれば嬉しいです。
コーチング起業した経緯
高卒から6年務めた信用組合を退職し、1年間ニートをしながら人生迷走していた頃にコーチングに出会いました。
話を聞いてもらうだけでどんどん自分の考えが整理されて、自分の本質に近づいている感覚に感動したことがきっかけで自分もコーチングを学び始めました。
サラリーマン以外の方法でお金を稼いだこともなかったのでビジネスに関してはど素人。
「なんとかなるだろう」という軽い気持ちで開業届を出した2021年8月から、僕のコーチング起業はスタートしました。
ライフコーチワールドでコーチングを学びました
2021年4月〜9月の6ヶ月間にかけて、約70時間のコーチングトレーニングを行いました。
コーチングについて学び、自分自身についてもたくさん学んだこの経験は人生の宝です。
考え方や行動も変わり、自分で選んで考えて行動する楽しさを知りました。
コーチング起業の失敗から学んだこと
いろんなことを試したつもりでしたが、振り返ってみると行動量が少なかったなと感じています。
もっと行動して失敗していればもっとたくさんの学びがあったなと後悔しています。
1年間の失敗から学んだことをまとめました。
- 自分の本音に気づかないと何も始まらない
- 「自分らしく」は駆け出しコーチでは響かない
- コーチングに興味があるのはコーチだけ
- 他のコーチを真似るのは不可能
- 自意識とプライドは役に立たない
自分の本音に気づかないと何も始まらない
コーチングスクールで学ぶと「自分軸って大切なんだな」「自分らしく生きるっていいな」ということをすごく感じるようになりました。
しかし、自分自身の一番奥にある自分軸がなんなのか気づいていなかったので、SNSで発信しても違和感がありました。
発信するけどネット上にある薄っぺらい言葉と同じになってしまって誰も反応してくれません。
コーチングスキルを学んだだけで、自分の本質に気づけていませんでした。
まずは自分の本音に気づくことが必要だということを学びました。
「自分らしく」は駆け出しコーチでは響かない
「自分らしく」というのは自分らしく生きている人が言ってこそ説得力があります。
少し前までニートで人生迷走していた人間がコーチングを学んだくらいで急に自分らしくなるはずないんですよ。
そんな人間が「自分らしく生きることを応援します」なんて言っても説得力がありません。
他人の価値観で生きていた人間が最初にできることは自分らしく生き始めること。
駆け出しコーチは自分らしく生きる過程を発信することしかできません。
しかし、すでに自分らしく生きているベテランコーチはその過程を発信することができないので、自分らしく生きる過程を発信するというのは駆け出しコーチの武器になることを学びました。
コーチングに興味があるのはコーチだけ
ほとんどの人はコーチングに興味がありません。
実際、僕の周りでコーチングを学んでいる人はいませんし、コーチを探している人もいません。
僕自身もコーチングを学び始めてからコーチングというワードを検索するようになりました。
コーチングに興味がないのだからSNSで「コーチングやってます!」なんて発信しても見てくれるのはコーチだけです。
そんな馬鹿なことを続けていたので、コーチングコンサルタントみたいな人しか集まりませんでした。
他のコーチを真似るのは不可能
うまくいっているコーチを真似しようとしてSNSやブログを調べましたがほとんど参考になりませんでした。
朝活コミュニティを運営している人、講演会をしている人、ママさん向けに発信している人、売れないコーチをターゲットにしている人、ヨガインストラクターをしている人、ダイエットトレーナーをしている人、海外キャリアに悩んでいる人向け、などなど
アプローチ方法もそれぞれ違うし、ターゲットも全く違う。
しかし共通していたことが2つありました。それは、、、
- それぞれのコーチが自分の生き方に信念を持っている
- 情熱、好き、得意を活かしている
ということです。
ライフコーチワールドで学んだ「コーチとは生き方です」という言葉が少し分かった気がしました。
自意識とプライドは役に立たない
「これを発信した時の反応が怖い」「周りから変だと思われたくないな」というのは自意識が邪魔をしています。
「失敗したら恥ずかしいな」「お金持ってない自分はカッコ悪いな」というのはプライドが邪魔をしています。
僕は自意識とプライドをずっと捨てられずにいたので、自分の本音には気づいていたのに「自分が本当にやりたいことってなんだろう?(他人に認めてもらえる何かってなんだろう?)」と本音に気づかない振りをしていました。
周りは意外と自分に興味がないし、失敗してもいいからなんでも行動することがスタートラインだと学びました。
これから失敗をどう活かすのか
僕はゲームを楽しむために生きています。
世の一般常識からしたら馬鹿みたいな生き方かもしれませんが、この世で一番大好きなものはゲームなんです。
毎日ゲームで遊びたいし、じいさんになっても孫とゲームを遊べる元気なじいさんでいたい。
そんな自分の生き方を貫くために
- 自分らしく生きる過程を発信する
- 生き方に共感してくれる人の役に立つことで認知を広げる
これらのアクションを試してみます。
自意識もプライドも捨てて、ただ自分を信じて行動してみます。
自分らしく生きる過程を発信する
具体的には
- コーチングをビジネスとして成立させるまでの過程
- ゲーム配信で1円稼ぐまでの過程
この2つの過程を発信してみます。
コーチングがビジネスとして成り立って、ゲーム配信で1円でも稼ぐことができたらゲームを楽しめている自分らしい人生だと言えます。
生き方に共感してくれる人の役に立つことで認知を広げる
自分の生き方に共感してくれる人だけにでも役に立つことができればいいかなと思っています。
具体的には
- ゲームプレイの質を向上させるライフハック
- PS5で快適に配信する方法
- ゲーム周辺機器の紹介
- Twitchの楽しみ方など
今思いつくことだけでもこのようなアクションを試してみます。
コーチング起業失敗談まとめ
- 自分の本音に気づかないと何も始まらない
- 「自分らしく」は駆け出しコーチでは響かない
- コーチングに興味があるのはコーチだけ
- 他のコーチを真似るのは不可能
- 自意識とプライドは役に立たない
自分の本音で生きようとした時に一番邪魔をしてくるのは自意識とプライド。
ここだけ解決できれば、あとはネットの情報を組み合わせて行動するだけ。
自分に期待するのではなく、自分を信じることが何よりも大切なのかもしれません。
追伸
自意識とプライドは役に立たないというのはこちらの書籍がとても共感しました。
「実際には存在しない『世間』などというものを気にする必要は全くないのだ」
という言葉がとても刺さりました。おすすめです。