4月10日(土)
半年間に及ぶLCWでのライフコーチトレーニングが始まりました。
僕はZOOM校2期生としてオンライン受講をしています。
トレーニングは2種類あり、ビデオ通話をしながら1日中行う集合トレーニングと、通話のみで行うオンライントレーニングがあります。
集合トレーニングは毎月1回、合計6回あります。
オンライントレーニングは合計15回あります。
この記事では集合トレーニングで学んだことを書いていきます。
オンライントレーニングで学んだことについても他の記事で書いていくつもりです。
トレーニング内容
- 自己紹介
- LCWで大切にしていくこと
- ヒーローインタビュー
- コーチングとは
- Being(あり方)について
- 聴くスキル
- 質問するスキル
- 今日の振り返り
- 次のトレーニングまでに意識すること
このような流れで進みました。
解説を受けて受講生同士でディスカッションをするということを繰り返しながら学んでいきました。
自分が印象に残ったこと、大切だと思ったことを詳しくお伝えします。
LCWのコーチングの定義
コーチングとは、人生を真剣にいきたいクライアントの成長を支援する、コーチとクライアントの総合力で織りなすパートナーシップである。
※「成長」とは、自分について学び、可能性を最大化する力を伸ばすことである。
※「成長」の結果として、「目標達成」や「問題解決」をすることになる。また、問題はなくならなくても、問題だと感じないような状態になる。
このように定義されていました。
コーチングの定義は様々ですが、「問題解決」や「目標達成」を最終目的としていることもあります。
「問題解決」することでクライアントが「成長」する。
クライアントが「成長」することで「問題解決」する。
この2つの違いは「成長」と「問題解決」どちらによりフォーカスするのかということです。
結果的にクライアントがビジョンに向かって行動することに変わりはありませんが、どちらにフォーカスした方法がクライアント自身に合うかが大切になります。
僕は「成長」にフォーカスする方が感覚的に好きなので、LCWの定義には共感しました。
ライフコーチとして「あり方」の強化が大切
コーチングには傾聴や質問などのスキルがありますが、スキルよりもまず「あり方(自己基盤)」の強化が大切だといいます。
「あり方(自己基盤)」とは、自分らしい人生を悠々と生きていくために不可欠な心身の基盤のことです。
自分自身とのコミュニケーションを取ることで、自分の価値観を知り、感情との付き合い方を知り、体の状態を知り、自分自身を知ることができます。
これが「あり方(自己基盤)」の強化に繋がります。

土台の自己基盤が強化されることで、その上の力が強化されていきます。
下から順番に強化されていき、順番が飛び越えることはありません。
聴くスキル
人の話をしっかり聞ける人は多くありません。
自分自身も相手が話している途中に、自分のことを話してしまったり、全て聞き終える前に「〇〇だからこういうことでしょ?」と話を終わらせてしまったりしています。
なぜ聞けないのか?
理由の一つとして、人が1分間に話せる文字数が100〜175文字なのに対して、脳が1分間に処理できる文字数が600〜800文字ということが上げられます。
1分間の話を聞けば、脳にはまだ約600文字の処理ができる余力が残っているので、その余力で話を先読みしたり、話を聞きながら他の事を考えたり、アドバイスを考えたりしてしまうのです。
他にも、話を聞いている時に「自分の体験を聞かせてあげよう」「自分だったらこうするのにな」というふうに自分に意識が向いてしまっているがために話を聞けていないという理由もあります。
人は自分のフィルターを通している
人は自分にフィルター(思い込み、設定、前提、価値観)を通して物事を捉えています。
コーチとして相手の話をフラットに聞くためには、
コーチ自身が自分自身のフィルターを知り、なるべくそれに影響されず、相手がどんなフィルターを通して物事を捉えているのかに意識を注ぎながら聞く必要があります。
コーチが聴いていること
- 感情
- 思考(常識、思い込み、自責、他責)
- 行動(やりたいこと、やったこと、すべきこと)
- 声・音(勢い、スピード、大きさ、繰り返す言葉、動詞)
- 表面(表情、身振り手振り、姿勢、呼吸、目の動き)
- 何について(時代、お金、会社、自分、他人)
- その他(情熱、意欲、エネルギー、覚悟、ニーズ)
ただ話の内容を聴いて質問するのではなく、上記のことも聴くことで、クライアント自身も気づいていないようなことに気づいたりできます。
今までは相手の話す内容に集中して聴いていました。
相手の感情を捉えようとしながら聴く練習も必要だと感じました。
質問するスキル
LCWではコーチングにおける質問をこのように定義しています。
「質問は、クライアントの為に存在する。」
クライアントの気づきや学び、発見、確認、理解、決意のため = GIFT
僕の中での質問は、自分が情報を集めるため、正解を見つけるための手段でした。
時には自分の怒りを伝えようと「俺が買ってきたプリン食べたのだれ?怒」のように質問していました。
「質問は、クライアントの為に存在する。」という言葉を聞いて、「質問する」ということの捉え方が変わりました。
さっそく日常から意識してみようと思います。
目的をもって質問する
目的をもって質問することが大切だといいます。
- 現状を明確にするため
- 未来を描くため
- ギャップを明確にするため
- アクションプランを引き出すため
- フォローするため
質問そのものに「良い」「悪い」はないので、クライアントに合わせた、その人のための質問をすることが大切。
質問をするためには、その前にしっかりと話を聴く必要がある。
第1回集合トレーニング感想
ZOOMを使ってディスカッションする機会が今までなかったので、最初はとても緊張しました。
他の受講生の方たちはとても優しく、話を遮ってくることもなくしっかり聞いてくれるのですぐに緊張は解けていきました。
いろんな人の視点で学んだ内容を深めることができたので、「そんな考え方もあるな〜」「自分では気づかない視点だな〜」と学ぶことがたくさんありました。
プロコーチの実体験を直接聞く機会はあまりないので、とても貴重な時間になりました。
次のトレーニングまでに意識すること
次のトレーニングまでは
・自分が言いたい事は我慢して相手の感情を感じながら聴く
・自分の感情に気づきそれをしっかり感じる
この2点を意識しながら生活してみます。
これからが楽しみだー!