2021年7月10日(土)
LCWでの第4回集合トレーニングに参加しました。
そこで学んだことや感想をまとめます。
トレーニング内容
- プロフィールについて
- Step1:大事なもの(時間・お金)の使い方から志向を知るワーク
- Step2:挫折と学びから自分を知るワーク
- Step3:自分史とニーズから自分の軸を知るワーク
- Step4:自分のミッションをまとめる
今回のトレーニングでコーチングの練習はありませんでした。
3つのワークでは4人1組で別れ、それぞれのワークで1人が話したことを他の3人が質問やフィードバックを行う形で思考を深めていきました。
プロフィールについて
プロフィールってどんなもの?
自分が出会いたい人と出会うために作る、自分史をコンパクトにまとめたもの。
人が軽めの興味で読める文字数は約400文字と言われているので、400字以内にまとめるといいようです。
自分がどんな人のためにどんな想いでコーチをするのか?ということを込める必要があります。
プロフィールは、「1行プロフィール」と「それを説明する『らしさ』と『実績』」で構成されています。
プロフィールに必要な2つの要素
- その人らしさ
- 実績
その人らしさとは、生まれ育った環境や背景、進路などの大きな選択をしたきっかけなどがあげられます。
はじめはコーチとして実績がないので実績を書けないということはありません。
ライフコーチとしての実績とは、自分が自分らしく生きてきた人生。自分らしさをどのように取り戻してきたのか。自分らしくなってきた過程などが自分の実績となりえます。
一つ一つの単語と文に意図を込めよう
400字で自分を知ってもらうために無駄な文は必要ありません。
生まれ年→人生をテーマとして扱うライフコーチとしてはオープンにした方がいいかな。
出身地・どこ育ち→地元のマイナーさが共感ポイントになるかな。地元感。共通点を増やす。
生活環境→自分らしさを表現
「挫折」「諦め」「失敗」どの単語がより自分を表現できるか?
このように一つ一つの単語と文に意図を込めよう。
第三者表記で書く
第三者表記とは、主観を取り除いて事実を客観的に書くことです。新聞の記事のような文章のことです。
主観を取り除いて書くことで、より洗練されたプロフィールになります。
【例】
3年目にして主任にたどりついた。
↓
3年目、3回目の挑戦で主任に昇格。
「たどりついた」は主観。どのようにたどりついたのか(3回目の挑戦で主任に昇格)、そのプロセスが客観的事実。
プロフィールで大切なこと:まとめ
- プロフィールを1行でまとめられているか?
- 「その人らしさ」と「実績」を伝えられているか?
- 一つ一つの単語と文に意図を込めているか?
- 客観的事実で書かれているか?
これら4つが意識できていれば、より魅力的なプロフィールになります。
Step1:大事なもの(時間・お金)の使い方から志向を知るワーク
【このワークでの問い】
- これまでの人生で、たくさんのお金を使ってきたものは何ですか?
- それはあなたにとって、どんな感情を得るための対価だったのでしょうか?
- これまでの人生で、たくさんの時間=命を使ってきたものは何ですか?
- それはあなたにとって、どんな感情を得るための活動だったのでしょうか?
上記の質問について、事前に自分でまとめたものをグループ内で発表しました。発表した内容を他の3人から質問をもらったり、フィードバックを受けることで志向を探っていきました。
気づいたこと
自分が納得する、一番得意なことを活かせる環境で勝負したい
Step2:挫折と学びから自分を知るワーク
【このワークでの問い】
- これまでの挫折や悔しかったこと、乗り越えてきたこと
- それはあなたにとってどんな影響を与えましたか?
- これまであなたは一貫して、何と戦ってきましたか?何を求めてきましたか?
気づいたこと
- 人の問題を直接解決することには興味がない
- 専門的なスキルだけでは幅広い問題を解決することができない
- コーチングを使えば、幅広い問題を抱えた人のサポートができる
- 直接的な問題解決ではなく、間接的に問題解決するサポートがしたい
Step3:自分史とニーズから自分の軸を知るワーク
【このワークでの問い】
幼稚園、小学校(低)、小学校(高)、中学校、高校、専門・大学、仕事1、仕事2
それぞれの時期に、
- なりたかったもの・興味あったもの
- それで何を実現したかったのか?
- そこに自然と興味が向ってしまうのは何を求めていたからか?背景は?
を書き出し、そこから共通な思いや共通点を探します。
気づいたこと
- 自分の家族のような繋がりを他の人とも築きたい
- 家族のような繋がりを築くことで安心感を得たい
- 自律した人を育てたい
- 育てた人達と繋がることで他種多様な情報を自分に蓄積したい
- その情報と刺激が自分を成長させて、新しい選択肢を増やしてくれる
- その選択肢を自分で選ぶことで、自分をより成長させてくれる
- 人を育てる→新しい刺激と情報の獲得・安心感の獲得→自分の成長→人を育てる・・・この循環が人生の理想
Step4:自分のミッションをまとめる
Step1、Step2、Step3のワークで気づいたことや、より深まったことなどを振り返り、そこから自分のミッションをまとめます。
ミッションとは、自分が何のために生きているのかということです。
- 誰のために?(属性)
- 何を?(何を提案したいか?伝えたいか?)
- どんなふうに?(伝える手段)
- ひと事にまとめると?
上記の質問を元にまとめていきます。
自分のミッション
「人生を模索している人の個性を活かせるようにサポートすること」
単語や文章はまだしっくりきていませんが、こんな感じの内容になりそうです。
感想
一人でワークをした時よりも、人に聴いてもらって質問やフィードバックをもらった方が何十倍も思考が深まったし、スピードも早いと感じました。
一見なにも繋がっていないようなことでも、以外と影響し合っていたり、気づかないところで繋がっていたりしていたことに気づけてとても新鮮でした。
興味関心を持って聴いてもらえるだけで、こんなにもたくさん話せるし、いろんな気づきもあって、思考も深まるということを実体験できたことはこれからのコーチングに役立ちそうです。