4月15日(木)22:00〜23:30(1時間30分)
第1回目のオンライントレーニングがありました。
そこで学んだこと、感じたことなので感想をまとめていこうと思います。
形式としては、ZOOMのビデオなしで通話だけで行いました。
トレーニング内容
・スペースチェック
・LCWフィロソフィー読み上げ
・受講生がそれぞれコーチからコーチングを受ける
・そのコーチングをコーチになったつもりで聞く
・コーチングを受けた受講生から何を感じ取ったかフィードバックする
このような感じで進んでいきました。
スペースチェック
スペースチェックとは、自分の体・心・頭で考えていることなどで感じていることや考えていることを言葉に出すことで、内側のスペースに何があるのかを確認する瞑想のようなものです。
目的としては、自分の感覚に意識を向けるため、今ここに集中するために行います。
僕の例を上げるなら、
「今日は夕方にランニングをしたので、足に疲労感が溜まっている感じがします。ついさき15分仮眠をとったので、やっと目が覚めてきました。気持ちい疲労感もあって集中できそうな感じです。」
このように今の自分に意識を向けていきます。
LCWフィロソフィー
フィロソフィーとは、各人の経験に基づく人生観や世界観を意味します。
ようするに、LCWの価値観をまとめたものです。
具体的には、「LCWのライフコーチとして大切にしていること」「LCWのコーチング定義」「ベースオブコーチング」がまとめられています。
トレーニングのはじめにこれを読んで、自分のアンテナが立った箇所についてそれぞれが話していきます。
メインは聞く練習
第1回集合トレーニングの終わりに、次回オンライントレーニングまでに意識することをそれぞれが決めました。
スキル面と自己基盤の面2つで意識することを決めました。
今回のコーチングは「この期間自分が決めたことを意識してみてどうだったか?」というテーマでそれぞれコーチと約5分間会話をしました。
それを聞いた後に、「こんな風に聞こえた」「こう感じているのではと思った」「楽しそうに聞こえた」などのフィードバックを返しました。
電話の音声だけなので集中して聞かないと、フィードバックを返せません。
いろんなアンテナを立てながら話を聞くという練習でした。
フィードバックをしてみた感想
自分が感じたことを言葉で相手に伝えるのは結構難しいなというのが率直な感想です。
話の内容はもちろん聞いて理解しないといけないし、どんな単語を使っているか、どんな感情か、どんな背景でその話をしているのか、声の勢いや高さに変化はあるかなど、いろんなことを感じながら聴く事がまず難しかったです。
一つの感覚に集中していると他の感覚を感じとれない。
そんなことを考えていると話の内容が入ってこない。
結果、とても薄いフィードバックになっていたように思います。
フィードバックを受けた感想
自分でも気づかない自分に気づくことができて、より自己理解が深まりました。
自分では自分自身を客観視できているつもりでしたが、実際にフィードバックを受けると「そんな風に聞こえていたのか」「今までは気づかなかったけど、言われるとたしかにそうだな」というような感覚がたくさんありました。
僕が受けたフィードバックはこんな内容でした。
・感情を頭の思考で考えようとしすぎている
・感情をもっと体の感覚で感じてみてはどうか(喉の奥が熱くなるなど)
・他人の感情は上手に感じ取れているように見えるが、自分自身の感情を感じるのは苦手に見える
良いとか悪いとかの評価もない純粋なフィードバックは、こんなにも気付かされることが多くて、学ぶことがたくさんあるのかと驚きでした。
会話の力ってすごいなと思いましたし、この力を自分のものにしたいと、さらに勉強意欲が増しました。
全体の感想
今回こうやって実践から聴く練習をしましたが、聴く事の難しさと可能性をとても感じた時間になりました。
いくら本を読んで知識としての聴き方を覚えても、実践で使えないと意味がないなと強く感じました。
日頃から相手を感じながら集中して聴くことを繰り返すことが一番の近道だと思いました。
次回トレーニングまでに意識すること
・自己基盤→自分の感情を思考で表現しない。体の感覚で表現する。
・スキル→相手との会話で、相手からどんなことを感じるのかを意識しながら聴く。
この2つを意識しながら生活してみます!
常に聴く練習をするぞ!