NFTゲーム

【初心者向け】NFTゲームで稼げる仕組みと稼ぎ方を解説

初心者向け! NFTゲームで稼ぐ仕組み

「NFTゲームはなぜ稼げるの?」

「運営側はどうやって儲けているの?」

「NFTゲームでお金を稼ぐ仕組みが知りたい」

この記事ではそんな疑問にお答えします。

NFTゲームで稼げる仕組み

NFTゲームで稼げる理由は

運営側が儲けた分の一部を持続可能な範囲でプレイヤーに配りながらゲームを提供しているからです

配るお金は

  • トークン価値の上昇
  • プレイヤーのゲーム内課金
  • マーケット手数料
  • 企業広告

によって生まれています。

NFTゲームには運営側の収益とプレイヤー側の収益があります。

参考記事:【完全解説】ゲームで遊ぶとお金が稼げるカラクリ

運営側の収益

引用:NFT navi

運営側の収入

  • NFTキャラの事前販売
  • 仮想空間(Land)の事前販売
  • マーケットの取引手数料
  • ブリーディング手数料(2つの異なるNFTを合わせて新しいNFTキャラを作ること)
  • 広告収入など

運営側の支出

  • プレイヤーに与える報酬(仮想通貨)
  • 運営費・開発費など

プレイヤー側の収益

プレイヤー側の収入

  • NFTの売買益
  • ゲームプレイによる仮想通貨の獲得
  • 大会での賞金など

プレイヤー側の支出

  • NFT購入費用
  • ゲーム内アイテムの購入
  • NFTキャラの強化
  • ブリード手数料
  • マーケット手数料など

プレイヤーがNFTゲームで稼ぐ方法

  1. 値上がりが期待できそうなNFTを購入して売買で稼ぐ
  2. 大会で優勝できるくらいのNFTを入手して賞金で稼ぐ
  3. NFTを購入してコツコツプレイして稼ぐ
  4. スカラー制度を利用してコツコツプレイして稼ぐ

NFTゲームで稼ぐためにはアクティブユーザーが多い人気のゲームをプレイすることが大前提です。

なぜならたくさんのユーザーがゲーム内で仮想通貨を使い、マーケットで売買するから運営側が儲かり、その一部をユーザーに報酬として還元される仕組みだからです。

NFTゲームで稼いだ仮想通貨はどこから出てるの?

引用:ELF Mastersホワイトペーパー

運営側の儲けから出ています。

NFTゲームはトークンエコノミーの設計がされており、

  • 仮想通貨の総発行枚数
  • 仮想通貨の循環する流れ
  • NFTの循環する流れなど

が設計されています。

ゲームをたくさんのユーザーが遊ぶ過程でNFTと仮想通貨が循環します。

その結果、運営もユーザーも稼ぐことができるようになっています。

トークンエコノミーの設計は各ゲームのホワイトペーパーで確認することができます。

Palette Tokenホワイトペーパー

目利きが大切

無料でNFTも購入せずにゲームをプレイすれば損することはありませんが、ほとんど稼ぐことができません。

反対にリスクを負って、リリース前に最上位のNFTを何十万で購入して、リリース後にアクティブユーザーが増えて人気が出ればNFT自体の価値は上がっていくでしょう。

大会で優勝できる可能性も高いですし、プレイによって稼げる仮想通貨も多くなります。

NFTゲームで稼ぐためには今後ゲームがどうなっていきそうかという目利きが必要です。

NFTゲームを選ぶ基準

何を基準にNFTゲームを選べばいいのでしょうか?

基準は2つあると思います。

  • 投資目的
  • NFTゲーム自体の体験目的

投資目的

「短期でお金を増やしたい」というのが一番の目的であれば、ゲームの体験はあまり考えなくてもいいと思います。

つまらないゲームでもお金が増えればいいという考え方です。

「STEPN」「Axie Infinity」は世界中で大金を稼いだプレイヤーをたくさん生みました。

「ゲームをプレイするだけで大金が稼げる」「歩くだけで大金が稼げる」という理由で投資目的で世界中からプレイヤーが急増したことでNFTと仮想通貨の価値が上昇したのが理由です。

このことから、短期でお金を増やしたいのであれば「稼げる」を売りにしているNFTゲームのブームに乗ってすぐ撤退するのがいいでしょう。

このような場合は暴落のリスクがあるので注意が必要です。

「長期でお金を増やしたい」のであれば、LAND(ゲーム内の土地)システムが実装されるゲームでLANDを購入して家賃収入のように稼ぐ方法があるみたいです。

しかし、LANDシステムが実装されているゲームはほとんどないので、実際どうなるのかは分からないというのが現状です。

NFTゲーム自体の体験目的

お金が稼げるかは二の次で、「実際にゲームとして楽しい体験がしたい」を目的とする基準です。

お金が稼げないけど楽しいゲームをしたいのなら既存のPSやSwitchを遊べばいいので、「NFTゲームならではの体験価値があるかどうか」が大切だと思っています。

パズドラが大流行した理由の一つは、スマホという新しいデバイスで画面をなぞってパズルをするゲーム体験が新鮮でおもしろかったからです。

このようにNFTと仮想通貨という新しいテクノロジーを使ったゲーム体験ができるかどうかは非常に大切な要素だと思います。

多くのNFTゲームは「ゲームで稼げる」に注力しているのがほとんどなので投機的なイメージが強いです。

NFTゲームに新しい風が吹くとしたら誰も体験したことのないゲーム体験が出た時だと思います。

既存ゲームとNFTゲームの違い

大きな違いとしては

ゲーム内経済と現実世界の経済が影響し合うかどうか

今までのゲームとプレイヤーの関係は、現実世界で稼いだお金でゲーム内アイテムを購入して遊ぶ一方通行な関係でした。

NFTと仮想通貨というテクノロジーによって、ゲーム内で稼いだ仮想通貨で現実世界のものが買えるようになり現実世界の経済にも影響を与えるようになりました。

そのため、今までのゲームでも議論されてきた「経済的にメリットがあるの?」という価値観がより強く影響するようになりました。

ゲームによる新しい稼ぎ方の誕生

ゲームで稼ごうとした時に今はゲーム配信で多くの視聴者を集めて広告収入を得るか、eスポーツで実績を出してスポンサー収入や賞金を得るといった方法があります。

そんな中、NFTゲームの誕生によってゲームをプレイすることで収益化できるというのは新しい発明です。

ゲーム実況YouTuberやeスポーツ選手が出てきた頃は「なんか怪しい稼ぎ方だな」という意見が多かったですが、今では当たり前のように日常に溶け込んでいます。

まだまだ発展途上のNFTゲームですが、数年後にはゲームでお金を稼ぐことがゲーム実況YouTuberのように日常的になっていると僕は思っています。

NFTゲームで稼げる仕組み:まとめ

運営側が儲けた分の一部を持続可能な範囲でプレイやーに配りながらゲームを提供しているから

NFTゲームはまだまだ黎明期なので投機的で怪しく、ゲームとしてはつまらないというイメージがあります。

NFTゲームの進化はブロックチェーン技術の進化と同じなので、今後ブロックチェーン技術が発展してもっと便利になれば新しいゲーム体験もできるようになるかもしれません。

NFTゲームをプレイするだけで稼げるというのはとても魅力的ですが、個人的にはNFTの特性を活かした

  • ゲーム内アイテムの所有感
  • 自由に売買できる

こういったものに魅力を感じているので、稼ぐ以外の新しいゲーム体験に期待しています。